安藤製靴 赤SHUSHU 6ヶ月
赤SHUSHU6ヶ月。
つってもバイク用にしか使ってないので、歩いた距離はめちゃくちゃ少ないです。そのかわり、バイクで走った距離は3500kmほどになりました。
買ったばかりの頃の写真はこちら
安藤製靴 赤SHUSHUをバイクで使って超満足
まず、バイクに乗る用途で使っていてすごく満足してます。
◎シフトチェンジ
革が丈夫で分厚いのでシフトチェンジしてもつま先が痛くなることは全くありません。痛くならない以前に食い込んでくる感覚が全くないので、革で全ガードされてる気分です。同ブランドのZみたいなシフトパッド用の革部品はついていないのですが、全く問題ありませんでした。
◎足つきとソール形状
ソールは見た目以上に分厚く、足つきも良くなります。段差やひっかかりのない、平べったいクリスティーソールです。なのでバイク操作のステップワーク時にも癖がなく、楽に操ることができます。
ノルウェージャン製法なので、ソールの上に革が縫い付けられてる、乗っかってるような造りなんですよね。それだけに丈夫だし見た目以上の高さがあります。登山靴のための製法なので足裏でのバイクステップの操作にも適正がありますし、足をついたときに路面が荒れててもソールが吸収してくれます。
◎通気性
これめちゃくちゃ意外なんですが案外通気性が良いのか、バイクに乗ってる状態だと真夏でも蒸れを感じることが全くありませんでした。路面の熱でブーツ自体が熱くなってるのは感じるんですけど、蒸れるって感じでは全然無くてすごい謎でした。バイクである程度スピードが出てるからというのは大きいとは思いますが、真夏でも割と快適でびっくりしました。
真冬はこれからなのでどんな感覚になるのかまた報告したいと思っています。
◎◎◎脱ぎ履き
これが一番意外でした。びっくりするほど楽です。さすがに編み上げブーツではあるので、紐を結んだり解いたりする必要はありますよ。でも逆に言えばそれだけ。
紐を解いてベロをちょっと持ち上げればすぐに脱ぎ履きできます。ブーツ特有のゆるめる工程が必要ありません。
紐を解いてる状態ならば、足を抜こうとすれば自然とがぼっと抜けます。多分この口の余裕のある作りが大きいのかなと。余裕はありますが革自体は分厚くしっかりしているので型崩れは絶対しませんし、紐を結ぶだけでしっかりとしたホールド感も生まれます。
革の分厚さ丈夫さが脱ぎ履きにも好影響を与える不思議な形です。ぜひ一度体験してみてください。この感覚は布製のスニーカーじゃ絶対味わえないですね。
△大きさ、重さ、存在感
最後にちょっとだけマイナス点を考えてみると、やっぱりその無骨さと大袈裟な雰囲気ですね。バイクに乗る際には良いんですが、普段着とこの靴を合わせるのは難しそうに思います。赤だから余計にですね。
バイクはヘルメットやらプロテクターやらグローブやらバイクそのものやら、大袈裟な装備がたくさんあるのでそのコーデのなかにはうまく溶け込みます。
一番心配してた真夏を越えて真冬が楽しみ
とりあえず、半年3500kmくらい使った感想としては、ツーリングのお供にめちゃくちゃ重宝してるしこれからもガンガン使いたい!というものです。夏の暑さを一番心配してたんですが難なく乗り切ってくれたので、今度は真冬を迎えるのを楽しみにしたいですね。
今度はまた半年後くらい、使用一年でレビューしてみたいと思います。
(赤SHUSHUは登山靴サイトのPULSEのほうからの注文です)